「技能実習制度」とは
開発途上国等が経済発展・産業振興の担い手となる人材の育成を行うために、先進国の進んだ技能・技術・知識を習得させようとするニーズに応えるために創設されました。
日本の企業が外国人技能実習生を受入れ、実践的な技術等を習得させることにより、開発途上国への技術移転を図り、国際協力・国際貢献に寄与することを目的としています。
派遣ではなく、受入れ企業様と実習生は直接契約となり、受入企業様の社員となります。
※雇用保険、社会保険、厚生年金、労災保険等の加入が必要となります。

About Us
Nishi.Koku.Business Cooperative
西日本国際事業協同組合

For companies
技能実習の流れは以下のように進んでいきます。

企業様で必要な環境整備
1.宿舎の整備
・ 技能実習生は、賃貸契約を締結することができませんので、部屋の確保は企業様で行っていただきます。
一人3畳以上の生活スペースがあれば同居させる事が可能です。
また、家賃も実費を超えなければ1人1万~2万円まで、給与より控除することができます。(※労使協定を締結する必要があります。)
2. 技能実習責任者の選定
・ 技能実習に関与する職員を監督し、技能実習の進捗状況を統括管理する方を選任し、養成講習である監理責任講習を3年ごとに一度受講義務があります。
3. 技能実習指導員の選定
・ 技能実習生を指導して頂く常勤職員になります。
技能実習生が習得しようとする技術、技能及び知識を5年以上経験されている方。
4. 保険の整備
・ 技能実習生は、労働関係法令の下に技能実習を行います。
そのため、社会保険・厚生年金・雇用保険の加入義務があります。
5. 実習開始後の日誌の作成
・ 技能実習日誌とは、入国管理局(外国人技能実習機構)に許可認定を受けた技能実習計画をもとに技能実習生の実習進捗を記録するものとなります。
・ 当組合では、技能実習日誌のひな形エクセルデータがあり、初めての企業様でも簡単に入力できるようになっています。(紙の使用でも可です。)
その他企業様で準備して頂くこと
家電品 | 洗濯機、冷蔵庫、炊飯器、電子レンジ、ガスコンロ、エアコン、掃除機 |
炊事用品 | ※個人で購入 |
寝具・生活用品 | 布団一式、※生活用品は、個人で購入 |
その他 | 自転車、照明器具、個人用金庫、制服(作業服)、※Wi-Fi(個人で用意) |